翻訳と辞書
Words near each other
・ 大叶鉱山鉄道
・ 大司徒
・ 大司教
・ 大司教区
・ 大司教国
・ 大司教座
・ 大司教領
・ 大司空
・ 大司農
・ 大司馬
大司馬 (イングランド)
・ 大合作
・ 大合奏!バンドブラザーズ
・ 大合奏!バンドブラザーズDX
・ 大合奏!バンドブラザーズP
・ 大合奏バンドブラザーズ
・ 大吉
・ 大吉 (津山市)
・ 大吉備津彦命
・ 大吉備津彦命墓


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大司馬 (イングランド) : ミニ英和和英辞書
大司馬 (イングランド)[だいしば]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うま]
 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) 
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

大司馬 (イングランド) : ウィキペディア日本語版
大司馬 (イングランド)[だいしば]
大司馬Lord High Constable of England)は、中世イングランド王国の官職名。国王の閣僚(Great Officers of State)としては9人中で7番目に位置し、その職域は兵権を司った。現在も存在する官職だが、常任ではなく戴冠式の時にだけ活動する儀礼官職となっている。
元来の大司馬とは国王軍の司令官であり、平時には王室の馬の管理を行っていた。また名誉法廷の総裁でもあり、封建時代には軍事法廷は大司馬の管轄下にあった。
大司馬の官職はマティルダ皇后の時代に大役務(Grand serjeanty)としてマイルス・ドゥ・グロースターに与えられたものである(この時同時にヘレフォード伯の爵位も与えられている)。後にグロスター家の男系は途絶え、マイルスの娘の嫁ぎ先であるブーン家に継承される。この後も男系が絶えるたびに女系継承を続け、バッキンガム公のスタッフォード家が継承することになる。そして最後の大司馬エドワード・スタッフォードが私権剥奪に伴う官職剥奪に遭うと、国王ヘンリー8世は大司馬の官職を王権に統合してしまった。
==イングランド大司馬 1139年-1521年==

*マイルス・ドゥ・グロースター (初代ヘレフォード伯) 1139年-1143年
*ロジャー・フィッツマイルス (第2代ヘレフォード伯) 1143年-1155年
*ウォルター・ドゥ・グロースター (第3代ヘレフォード伯) 1155年-1159年
*ヘンリー・ドゥ・グロースター 1159年-1164年
*ハンフリー・ドゥ・ブーン 1164年-1176年
*ヘンリー・ドゥ・ブーン (初代ヘレフォード伯) 1176年-1220年
*ハンフリー・ドゥ・ブーン (第2代ヘレフォード伯・初代エセックス伯) 1220年-1275年
*ハンフリー・ドゥ・ブーン (第3代ヘレフォード伯・第2代エセックス伯) 1275年-1298年
*ハンフリー・ドゥ・ブーン (第4代ヘレフォード伯・第3代エセックス伯) 1298年-1321年
*ジョン・ドゥ・ブーン (第5代ヘレフォード伯・第4代エセックス伯) 1321年-1335年
*ハンフリー・ドゥ・ブーン (第6代ヘレフォード伯・第5代エセックス伯) 1335年-1361年
*ハンフリー・ドゥ・ブーン (第7代ヘレフォード伯・第6代エセックス伯) 1361年-1372年
*トーマス・オブ・ウッドストック (初代グロスター公) 1372年-1397年
*ハンフリー・プランタジネット (第2代バッキンガム伯) 1397年-1399年
*エドムンド・スタフォード (第5代スタフォード伯) 1399年-1403年
*ハンフリー・スタフォード (初代バッキンガム公) 1403年-1460年
*ヘンリー・スタフォード (第2代バッキンガム公) 1460年-1483年
*トマス・スタンリー (第2代スタンリー男爵) 1483年-1485年
*エドワード・スタフォード (第3代バッキンガム公) 1485年-1521年
このタイミングで大司馬の官職は王権に統合されたため、戴冠式の時だけの儀礼官になった。
* ヘンリー・グレイ (第3代ドーセット侯), 1547年
* ヘンリー・フィッツアラン (第19代アランデル伯) 1553年, 1559年
* エドワード・サマセット (第4代ウースター伯) 1603年
* ジョージ・ヴィリアーズ (初代バッキンガム公) 1626年
* アルジャーノン・パーシー (第10代ノーサンバランド伯) 1661年
* ヘンリー・フィッツロイ (初代グラフトン公) 1685年
* ジェームズ・バトラー (第2代オーモンド公) 1689年
* ライアスリー・ラッセル (第2代ベッドフォード公) 1702年
* ジョン・モンタギュー (第2代モンタギュー公爵) 1714年
* チャールズ・レノックス (第2代リッチモンド公・第2代レノックス公) 1727年
* ジョン・ラッセル (第4代ベッドフォード公) 1761年
* アーサー・ウェルズリー (初代ウェリントン公爵) 1821年, 1831年, 1838年
* アレグザンダー・ダフ (初代ファイフ公爵) 1902年, 1911年
* ロバート・クルー=ミルンズ (初代クルー侯爵) 1937年
* アラン・ブルック (初代アランブルック子爵) 1953年



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大司馬 (イングランド)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.